第110回研究会の記録
                発行:事務局、記録:横山 
開催日:1999年1月17日(日)、10時30分〜16時30分 
場 所:ECCコンピュータ専門学校1号館4F405教室 
司 会:田中(規)  書 記:横山
出席者:飯田,石桁,岩崎,大西,岡本,河俣,角,高橋参,田中規,田中千,中西,
     中村民,西野,新田,野口,森本哲,横山 
欠席届:石野,泉,礒野,今田,岩田,小谷幸,瀬尾,寺川,西垣,西川,斐品,福田,
     正木,真嶋,吉川

1. 諸会連絡
   ・3月13日(土)教育システム情報学会 関西支部「学生によるコ
    ンピュータ利用研究発表会」、甲子園大学、プログラムはhttp://
    www.sonoda-u.ac.jp/jsise-w/参照。詳細は後日メールあり(高
    橋参)
   ・1月30日(土)教育工学研究会「高等教育機関・企業における新
    しい技術教育」、大阪府立高専。詳細は後日メールあり(高橋参)
     ●諸会連絡は、今後、即時性を重視し、メールで送る。 

2. 事務連絡(横山)
   ・忘年会の会計報告の件《回覧》。9,157円の赤字が出た。やる気研と
    教理研で報告した後、異論がなければ、参加者数の多いIECで処
    理する。
   ・名簿の件。遅れているが、年度変わりぐらいをめどに更新の予定。
   ・情報処理学会の情報教科書(案)のコピー費の件。45,000円支出し
    た。
   ・「情報教育の知恵」のコラムの件。11件《回覧》だった。4月に
    増し刷りが出る予定。

3. 3つのプロジェクトについて(資料有り:石桁先生からの提案)
   (1)高等学校情報教育担当教員のための指導書刊行(西野)---教員
    のための懇切丁寧な本。
   (2)高等学校情報教育用の副読本の刊行(横山)---学習指導要領に
    基づいた生徒のための本。
   (3)大学入試センター試験の問題分析とプロトコル分析の締めくくり
   (新田)
 討論要旨
   (1)については、希望執筆者でグループを形成し、早い時期に、活動
     を始めよう。
   (2)については、学習指導要領の発表(2月中旬頃?)があり、教科
     書が世に出てからスタートしても遅くない。
   (3)については、8月のフォーラムで、ブックレットのような冊子に
     まとめるのも1案である。
    いずれにしても、提案者が世話人となって、プロジェクトをまとめて
    いくのが良いだろう。

4. パソコン組み立て実演の件(中西先生の提案)
   パソコン工房の三宮店と知り合いになり、パソコン組み立て実演開
    催の誘いを受けた。IECの例会などに組み込んで、やってみないか
    という提案ある。
  討論要旨
    ECCを会場とすることは、打診しないと分からない。例会に合わせ
   るか、場所をどうするか、内容(1時間ぐらいか、詳しくか)など検討し
   た。次回までに、中西先生から場所や日時をメールで提案してもらうこ
   ととなった。

5.ECC非常勤募集あり
6.本の紹介・回覧(野口)
   ・「インターネット護身術」、インターネット弁護士協議会、毎日コミュ
    ニケーションズ。
   ・「コンピュータ悪のマニュアル」、backrs & all networkers、データ
    ハウス。
   ・「ハッカージャパン」vol.1 、白夜ムック34、白夜書房。(横山補足、
    vol.2もあります。売り切れ中で、増刷。vol.2は3月になる。) 
   ・「情報学絵とき読本」、福村晃夫、オーム社。 

7. 大学入試センター試験の取り組み(新田)
   資料に基づき、これまで学会での発表内容を整理した報告がされた。
  討論要旨
   8月の教育システム情報学会全国大会に1件報告はどうか。「数学の問題
   としての評価」、「情報教育の問題としての評価」で。また、同大会の最終
   日最後のイベントである情報教育フォーラムで、まとめをブックレット冊子
   で配布してはどうかなど。
   次回には、1999年度と1998年度の試験問題を数学的に比較した見解をしめ
   したいとのこと。

9.情報教育の指導書つくりのために(西野)
   資料に基づき、指導書の構成案が説明された。
  討論要旨
   次の縦軸と横軸をクロスさせ、交わったところに該当する項目(おそらく
    学習指導要領の項目)をリストアップしていくことで、付加価値の高いテキ
    ストを構成することができるのではなか。また、CD−ROMなどに収める
    ことで、項目の検索や再構成が容易になり、利用価値が高いものができるの
    ではないか。
  縦軸:あ「情報活用の実戦力」、
     い「情報の科学的理解」、
     う「情報社会へ参画する態度」
  横軸:A「情報A」、
     B「情報B」、
     C「情報C」
    1項目4ページ(解説2ページ、学習項目・学習計画2ページ)、 2時限単位。
    全部で30項目で120ページはどうか。 

次回研究会の予定
    第111回 1999年2月21日(第3日曜日)  司会:(横山)
    書記:募集中
                                                                以上