第210回IEC研究会

日時:2007年9月9日(日)
   13:30〜17:00
場所:関学大阪梅田キャンパス
      大阪市北区茶屋町19−19
    アプローズタワー14階

    電話:06−6485−5611
   http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/

司会:下倉
書記:矢島
出席者:角南、野部、石桁、西本、新田、下倉、田中(秀)、野口、河野、中村(州)、中西、江見、矢島、田中(規)
見学:山田哲也(滋賀県立瀬田工業高校)、梶木克則(甲子園大学)、辰己丈夫(東京農工大学)
欠席(連絡済):横山、中條、畑

内容:
1.会務(諸会連絡・報告,情報回覧等)

報告:
8月2-4日
北海道大学
PCカンファレンス2007
角南先生がイブニングトークの世話人
角南、野部、矢島、石川が参加
来年はSFC

8月11日
KCGI
モデル化とシミュレーションセミナー
高橋が講師

8月11日
大阪国際大学枚方キャンパス
Ruby勉強会
石川が世話人

8月26-28日
SSS@鈴鹿
野部、江見、中村(州)が参加
デモンストレーションセッションが特色

8月29-30日
松蔭女学院
ガイダンス教育研究会
ワークショップ「授業をデザインする」を開催

8月31日-9月1日
西南学院大学
日本リメディアル教育学会

9月1日
大阪府立高専
ET
中村(州)、下倉、田中(規)

9月1-2日
IECフォーラム

9月4-6日
アルカディア市ケ谷
私情協

連絡:
9月12日〜14日
信州大学
JSiSE

10月5-6日
高知大
情報処理学会CE&CMS

10月19日
MDDロボットチャレンジ

回覧物:
兼宗進「コンピュータを使わない情報教育アンプラグドコンピュータサイエンス」イーテキスト研究所
SSSのナイトセッションで利用した本、内容はアルゴリズムにやや偏りあり。

正司和彦、高橋参吉「モデル化とシミュレーション」実教出版

R.M.ガニェ他著 鈴木克明・岩崎信監訳「インストラクショナルデザインの原理」北大路書房

フォーラム報告
9月1-2日
京都情報大学院大学
IECフォーラム
詳細はIECのWebページを参照のこと

2.研究報告

(個人枠)
石桁先生「情報教育の危機」

プレゼンテーション能力教育試行例
稲浦氏試行例
無声映画方式→アナウンサー方式→シンクロ方式
の順に実践

飯田氏試行例
プレゼンテーションバトル方式
プレゼンテーションを見た人の意見を変えることを目標とする

正木氏試行例
DP方式
ディレクターが考えたプレゼンテーションをプレゼンテーターに発表を依頼。
プレゼンテーターの発表がリハーサル代わりとなる。

情報基礎教育のデザイン
グランドデザイン:社会からの要請、学校の理念
カリキュラムデザイン
科目デザイン
授業デザイン

配付資料「情報教育の真の危機」
コメント一覧
*モデル化とシミュレーションは教育として必要なのか産業界の期待に応えるために必要なのか?
*高等学校の段階では能力教育。2極化した大学。高校教育で能力教育をするには、受験を目標としない学生が対象の方がやりやすいのでは。高等学校が多様化しているので、能力教育がやりやすいところもあるのでは。
*中堅校がやりやすいのでは。
*情報科の敵は母親ではないか。情報教育はいらないというニーズを作り出しているのでは。
*操作教育に関するニーズがなくなったから。
*子供が自分で決められずに母親に決めてもらっている。
*他の教科では能力教育をしないので情報は必要
*将来的に、能力教育が他教育で行われたら情報はなくなってもいいのか、それとも操作教育として生き残る方がいいのか。
*10年後、次期次期指導要領をどうするか。カリキュラムに関する主責任者を明確にしないといけない。

3.その他
200回記念誌枠の発表予定時に欠席する場合は、記念誌の次の人に発表交代を依頼すること。
出席者は記念誌を持ってくること。

次回10月14日
200回記念誌発表をやる
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