第231回IEC研究会議事録

日時 : 2009年7月12(日)
     13:30〜17:00
場所 : 関学大阪梅田キャンパス
       大阪市北区茶屋町19-19
     アプローズタワー14階1408番教室
     電話:06-6485-5611
     http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/

司会:中西
書記:中西
出席者:石川、森本、江見、西本、田中秀、田中規、梶木、中條、中村民、竹嶋、矢島、工藤、中西
欠席届:横山、新田、井口、福田、中村(州)、河野


内容:

1.会務(諸会連絡・報告,情報回覧等)BBSを参照のこと。

回覧書籍:
「<情報心理>情報メディアと行動心理」 日本文教出版 (¥2000−)
*・江戸時代のお話*
・「雷電本紀」 飯島和一 小学館文庫(¥695−)
・「黄金旅風」 飯島和一 小学館文庫(¥752−)
・「始祖鳥記」 飯島和一 小学館文庫(¥695−)<当日回覧なし>
「単純な脳、複雑な「私」」 池谷裕二 朝日出版社(¥1700−)

2.研究報告

(グループ枠)
*システム部会→個人として・・・
★「アメリカの大学における教育力向上への取り組み」中條先生からの報告
今年、西野先生とアメリカへ調査訪問で訪れた大学等のお話あれこれ。
5つほど訪問された大学(Drew Univ.、NewYork Univ.、etc)等の簡単な紹介・・・・。
 ・教育・学習支援ーーープロジェクト・組織・体制
 ・ICTを活用した教育・学習ーー学生参加・双方向
 ・社会と連携した教育・学習
とにかく、映像でみる建物は、とても美しく見えたのだか・・・・。
Q&A:「アメリカは全入ですか?」「殆ど、全入です。」

(自由枠・60分)
★「中国(福建)での情報教育支援の工夫」 江見先生からの報告。
KCGから福建への短期出張時の教育支援でのお話いろいろ。
意外と中国では、英語が通じないことから、ご自身の体験を踏まえて、
またまた<漢字音の研究>に取り込んだことやら、流行りの
アニメ文化等々と、とにかく幅の広い内容で興味深かった。
そして、中国の辞書はアルファベット順で、部首順ではないらしい。
ほんと?読めそうで読めない漢字たちでした。

★「Ruby on Railsを通した卒論指導と就職活動の結合」 石川先生
からの実践報告に対してのご意見を求められ、それに応える形で・・・。
・システムとソフトウェアを分けて理解する必要あり。問題解決の部分は
システムの部分で最後に、ソフトウェアに落とし込む。
・DBは、企業はどうかだが、ある時期はDBがとても大切だったが、現在は
若干崩れてきていると思う。それは、アプリは半分位パッケージを使い、
DBがついてきているから。しかし、これは問題がある。いいのか悪いのか
不明だが、DBはきちんと勉強しておく必要ありではないかな。
 こういうやりかたで就活に役立つかな?ということだが、おおいに有効だ。
・「あなたはゼミでどんな研究をしていますか?に対しては、殆どが
まだしていませんとの言葉で返される(80〜90%)。それに対して、
自分の売り込みをせよ。との言葉には、受験生がきまって生き生きした話
をするのは<アルバイトの話>で、実際、気持がストレートに伝わるような
話をしてくれる」という感想はとても印象的でした。
・採用の人事で大切なこと:それは<なぜこの会社/職種を選んだのか>
の答えらしいが、就活では校・大学を問わずに、大切にしたい内容だ。

フォーラムについて
8月15日(土)に部会の代表者,幹事の集まりにより,
フォーラムの企画について打合せすることとなった。