第238回IEC研究会議事録

日時 : 2010年3月14日(日)
     13:30〜17:00
場所 : 関学大阪梅田キャンパス
       大阪市北区茶屋町19-19
     アプローズタワー14階1401番教室
     電話:06-6485-5611
     http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/

司会:石井
書記:横山
出席者:阿濱,井口,石井,石川,江見,河野,工藤,小谷,高瀬,高橋(参),竹嶋,田中(規),中條,中西,中村(州),宮野,森本,矢島,横山
欠席者(連絡済):梶木,西本,福田
(敬称略)

内容:

諸会連絡 http://ml.psn.ne.jp/iec-ken/BBS/や関連サイトを参照
・オープンソースカンファレンス(神戸市産業振興センタ),3/13
・情報処理学会50周年記念大会(東大),3/9-11
・情報処理学会シンポジウム2010春「高校教科情報」(大阪電通大),3/13
・教育システム情報学会第6回研究会(畿央大),3/13
・日本情報科教育学会近畿・北陸支部設立総会(園田学園女子大),3/22
・他資料,書籍回覧(内容省略)

1 グループ枠(数理情報研)
1)矢島先生
「二進数は何故教えることが難しいのか」
・何が難しいのかに関して幾つかの視点
漢字で二進数表記、など
10進位取り表記との混乱
・教える意義の議論
情報量の概念
エントロピー
・教員の教育観と知識、力量の問題に帰着
・Q&A(内容省略)

2)高瀬先生
「日本語プログラミング言語を用いた開発プロジェクトの効率化」
・ロボットコンテストに参加
「MDDロボット・チャレンジ 飛行船ロボットコンテスト」
MMD=Model Driven Development
主催:情報処理学会ソフトウェア工学研究会
趣旨:組み込みエンジニアのために実践教育
概要:学生や研究者がチームを作り、組み込みソフトウェアの設計
モデリング、成果(飛行船の動作)を競い合う。
モデリングの審査もある
・効率化--学習と同時に開発という意味
・このコンテストは毎回の蓄積をさせないために、毎回「学習と同時に開発」と
いう効率が要求される。
・日本語プログラミング言語での教育へのチャレンジ
制限期間で、何を、どこまで、どのようにすれば、効率(的)化なのかがポイント
・Q&A(内容省略)

2 自由枠
1)田村 修取締役 (有):リカージョン 石井先生コーディネート
「組み込み技術教育の現状と把握」
・組み込み技術者は人材不足
・氏の経験からどのように教えたらよいのかについて、視点列挙
・養成期間と企業の認識のずれ
教員側も理解不足、勉教不足
・組み込み技術教育の課題
大企業・大学主導の懸念
・これから取り組まれる方へ
教える先生が持つ壁をいかに乗り越えるか
(自分の知識の範囲で教えたい、など)
教えて欲しいこと
(手間がかかる、さまざまなプログラミング言語の考え方、など)
学生と一緒に試行錯誤
・教材のデモ
・Q&A(IT人材は質の高い人を少数欲しい、など)

2)石井先生
「PC操作動画作成とその共有の展望」
・学会発表内容の報告とのこと
・大学内や国内外でMoodleの使い方の共有化に関心がありいろいろやっている。
・今回の学会発表では、LMSより使える教材が欲しいという反応があった。
(外国語教育者の反応)
・教材の集積場所がこれから重要になるのではないかと思える。
・コンテンツの有料化の動きもある(放送大学)。
・e-Portfolioなど学習者の記録が盛んであるが収集だけでは、だめである。
・Q&A(内容省略)

3 その他
・IECフォーラム会計の件
  2008年残高 857,945円
  2009年収入489,162円 支出650,981円 残高 696,126円
・フォーラムで配布した冊子の残部があるので、希望者は阿濱先生へ
・4月は定例幹事会を開催予定
・次回グループ枠は 「倫理研」
以上