第262回IEC研究会
日時:2012年5月13日(日)13:30〜17:00
場所:大阪電気通信大学 駅前学舎 1F101多目的ホール
    http://www.osakac.ac.jp/institution/access.html
    (京阪本線「寝屋川市駅」徒歩3分)

司会・書記:中西、矢島
参加者:中西、石川、中條、河野、江見、奥田、安谷、宮野、矢島、森石、加藤、中村(民)、
    正木、石桁、田中(規)、梶木、横山、吉川、広田、野部、工藤
    (合同研究会ではIEC非会員のJSiSE関西支部13名、一般参加者4名が参加)
欠席(連絡済):中村(州)

内容:
1.会務(諸会連絡・報告,情報回覧等)
13:30-13:50
事前にBBS(http://ml.psn.ne.jp /iec-ken/BBS/)に書き込みをお願いします。

2. 研究発表
13:50-14:30
(グループ枠:初中研)
「連携も視野に入れた中学校における情報教育の実践」滋賀大学教育学部附属中学校 安谷元伸
生徒自身による問題解決学習を通じて、様々な情報をどう取得 (計測) し活用するか
ということを生徒自身に考えさせた実践報告

3.JSiSE関西支部との合同研究会
15:00-16:50
 1)アメリカの情報教育の最新動向      関西学院大学 中條道雄
     - Computational Thinking を中心として ?
    概要:アメリカにおける情報教育のこれまで及び現状と課題
     について概観し、我が国の今後の情報教育の推進に向けて
     示唆するものを探る。特に昨年改訂されたACM/CSTAのK-12
     (幼稚園から高校修了段階まで)の系統的な「コンピュー
     タ科学教育カリキュラム規準」の内容及びこの改訂が2006
     年にカーネギー・メロン大学のコンピュータ科学者によっ
     て提唱され近年世界的に情報教育の大きな推進力となって
     広まりつつあるなk”Computational Thinking”の概念に
     基づいていることを示す。 時間が許せばACMが進めている
     大学の「一般情報教育」の「コンピュータ科学」カリキュ
     ラムの改訂(CS2013)についても言及する予定

 2)大学の一般情報教育の知識体系   大阪工業大学 中西通雄
    概要:情報処理学会の一般情報教育委員会では、情報を専門
    としない学部/学科の学生を対象とした情報教育についてその
    知識体系をまとめて、教科書を出版してきた。また私立大学
    情報教育協会では、学士力のひとつとしての情報リテラシー
    の到達目標をまとめつつある。これらをご紹介し、高校の情
    報教育との連続性を参加者の皆様と議論したい。

 3)教科書事例の討議
    中学校向けの情報の教科書(シンガポールほか)
    短大向けの情報の教科書(米国)
    高校の情報の教科書見本(日本)
    大学の情報の教科書(日本)