情報社会と情報基礎(第一法規出版)
出版記念フォーラム


 平成2年12月16日、情報社会と情報基礎(第一法規出版)出版記念フォーラムを、大阪府立教育会館で開催しました。
 平成元年、文部省から出された新指導要領に於いて、国際化、情報化に対応した教育の方針が示されました。また、高度情報社会を迎え、学校教育だけでなく広く情報教育の必要性が言われるようになってきました。私達は、この時代に相応しい本が求められている事からこの本が、平成2年4月に出来上がりました。
 この出版を記念して、情報社会とは何か、情報教育の求められているものについてフォーラムを開催しました。
 始めに、細川信義先生(近畿高度情報協議会委員;公認会計士)による「情報社会に向けて」の記念講演を頂き、何の為の情報社会なのか、情報社会での格差問題、オフィスにおける通信とコンピュータの先取りの必要性など、今なお通じる話を頂きました。
 パネルディスカッションとして、まだ情報教育は模索中である学校教育、先行する大学教育、市民教育や企業内情報教育の取り組みや考えをそれぞれの現場から紹介し、問題や可能性について話し合いました。