第194回IEC研究会 議事録
日時:2006年4月9日(日)13:30〜17:00

場所:関西学院大学大阪梅田キャンパス
 大阪市北区茶屋町19−19 アプローズタワー14階
 電話:06−6485−5611 http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/

司会:中條 書記:金田
出席者:石川、金田、矢島、中條、田中規、石桁、野口、下倉、角南、秋山、新田、西本、小谷、中西、中村、河野、高橋、野部、正木、荒木
欠席届:岡本、河俣
見学:荻野(京都大学大学院情報学研究科博士課程)

内容:
1.会務(諸会連絡・報告,情報回覧等)
1)情報回覧
・NEW教育とコンピュータ2006年4月号(学研)
・YAHOO!InternetGuideJAPAN2006年5月号(ソフトバングクリエイティブ)
・情報学入門〜大学で学ぶ情報科学・情報活用・情報社会、大内・岡部・栗原、コロナ社
・JournalofPolicyStudies,No.21,Nov.2005,総合政策研究No.21、関西学院大学総合政策学部研究会

2)参加者紹介
3)グループの見直し(田中規、資料配布)
「高等情報教育研究グループ(高等研)」:チーフ正木先生
「初中等情報教育研究グループ(初中研)」:チーフ野部先生、授業実践を主に1年間様子をみながら活動を行う
「数理情報教育研究グループ(数理研)」:チーフ江見さん、数学と情報をメインに
「情報倫理教育研究グループ(倫理研)」:チーフ高橋先生、インターネットの光と影や実教情報倫理執筆者は自動的に属する
「教育情報システム研究グループ(システム研)」:チーフ中條先生、システム志向
( )内は略称とする。

グループ制度について
・HPに明記する・・・了承
・チーフが適宜活動案内をし、関心あるものが参加することとする、1つは所属するように関与する・・・了承
・例会レジメやPPや著作権に問題のない論文を「IEC研究会報告集○○○○年」として年に一度まとめ、PDFにしてHPに掲載する。
原稿受付係・編集長:矢島、毎月の速報は随時行う。
原稿締切:12月(1年間の各グループの報告をまとめる)
・速報は各グループの概要をチーフからもらう
・報告集は各グループのチーフから活動報告を1ページ程度書いてもらう

4)諸会報告
・Jsise研究会(3月17日、沖縄高専):40件の発表。お昼休みに学内見学ツアー。 
・2006年度会費を各自振り込んでください。(横山先生のメール参照)
・8月3〜5日:CIEC(立命館大学)、4日に高等学校の情報教育の講演会を予定
・8月23〜25日、Jsise(大阪経済大学)、6月19日申込締切

5)倫理グループ関係
・実教出版「情報倫理」のデータパシフィックよりe-Learning化
・グループの規約作成
・北大路出版「インターネットの光と影」の問題90問⇒100問に増加中
・評価テストを試したい場合は連絡がほしい(西野先生バージョン)、20問20分程度

2.研究報告
1)自由枠:乱数文字列による個人情報保護の試み(大阪国際大学 石川先生)
・個人情報保護法施行・・・持ち出すには許可が必要
・自宅作業に必要な情報・・・採点作業で個人の特定は不要
・対応表による変換
・万一情報が漏洩しても誰が誰だが分からない
・教官は自分自身と研究室に配属された学生の情報のみ復号できる
・条件がそろうと誰の情報かがわかる・・・名寄せ対策
・自宅に持ち出さなくても・・・職場内でも情報漏洩の可能性がある、暗号化の意義はある

<質疑応答>
・非常勤の試験は自宅で採点できなくなる
・対応表自体が洩れると意味がなくなる
・法律的には対応表があるデータベースは個人情報になる
・答案の採点部分を切って持ち帰るなどの処置をする

3.その他
1)研究発表の順番について
・グループ発表:「高等研」⇒「初中研」⇒「数理研」⇒「倫理研」⇒「システム研」、次回は「システム研」
・個人発表は次回「下倉さん」
・各60分ずつの枠
・スケジュール:5月14日(195回)、6月11日(196回)、7月9日(197回)は確保済み。
2)検討課題
・夏のフォーラムについて(Jsise全国大会への参加形態を含む)検討する。
・第200回IEC研究会記念パーティについても検討する。
・翻訳プロジェクトについては有志が検討中。