第206回IEC研究会 日時:2007年5月13日(日) 13:30〜17:00 場所:関学大阪梅田キャンパス 大阪市北区茶屋町19−19 アプローズタワー14階 電話:06−6485−5611 http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/ 司会:下倉 書記:矢島 出席者:矢島、石川、江見、小島、中村(民)、阿濱、河俣、奥田、下倉、西本、野口、石桁、竹嶋、高橋、横山、中條、工藤、大島、田中(規) 欠席(連絡済):飯田、田中(秀)、正木、角南、畑、新田、西出、岸田、野部、河野 見学者:中村州男、福森俊一郎 内容: 1.会務(諸会連絡・報告,情報回覧等) 5月12日(土) 大阪電気通信大学 JSiSE関西支部総会 5月12日(土) 大阪電気通信大学 石桁先生記念講演 5月19日(土) 桃山学院大学 情報処理学会CE研究会 江見先生がグラフ電卓の話題で発表予定 6月23日・24日 北海道大学 JADIE第3回全国大会 発表申込締切5月29日 論文6月5日 (Webで確認のこと) 大阪会場で発表可能 5月22日(火) 関学上ヶ原キャンパス 第9回リサーチコンソーシアム総会記念事業プログラム 5月27日(日)13:00〜 京都コンピュータ学院駅前 ゲームワークショップ カプコン出身の先生による話 9月1日(土)・2日(日) IDセミナー 回覧物 内田樹「下流志向」講談社 コモエスタ坂本「低度情報化社会」光文社 中村州男「企業情報化戦略」日経BP ICT利活用力診断テスト Rasti 2.研究報告 (グループ枠・60分) 「倫理研」グループ 高橋先生 平成18年度文部科学省委託事業 「情報モラル等指導サポート事業」成果 配付資料:情報モラル指導モデルカリキュラム(大目標・中目標レベル) 情報モラルガイドブックの作成 Q:高校での教科情報は1年がほとんど、中学校での技術家庭ではコンピュータいつやるのか。 A:いつやってもいいが、時間は少ない。情報倫理は3時間程度。情報は技術の中で4分の1程度になる。技術家庭では8分の1。総合学習の中でやっている 学校もあり、沢山時間がとれる場合もある。 Q:情報モラルを評価するときにモラルのあるなしで評価できるのか。 A:知識は点数化できるが態度を点数化することは難しい。 C:2学年毎に区切っているが、幼稚園からで3年くくりでやっている国もある。 情報倫理本の口絵について Q:セカンドライフの話題を加える必要はないか? A:リアルマネーが動くので危ない。日経BPや「こち亀」で採り上げられているから流行るかもしれない。 C:1年ごとの更新なのでまた来年議論する。 (自由枠・60分) 「教員養成学部における知的財産教育に関する研究」 阿濱茂樹 知的財産教育に関する調査を実施(1年生39名、3年生18名) 著作権について 知識が定着していない 産業財産権 比較的知られている 適切な学習時期に関してもアンケートを実施 Q:中身が分かっていない学生に学習時期を考えさせていいのか。 A:アンケート後に答合わせをしてから考えさせている。 C:大学の先生について調査する予定はないですか。 C:発達段階に合わせた指導をすることが大切ではないか。 Q:社会科で教えるべきだという意見が多かったが疑問に感じる。 A:学生には知的財産に関する深い知識がないのでそのような答になるのだと思う。学生意識と実際のカリキュラムとのギャップが大きい分野だと思う。 Q:調査の目的は?学生の考えをそのままカリキュラムにしてよいのか? A:知的財産に関する学習指導について検討するため。時期、取扱教科、科目、指導方法など。学生の考えをカリキュラムにするわけではない。 C:ドイツの化学のカリキュラムには危険物取扱に関する内容が含まれている。日本は法律だから別ということになっている。 中村州男 SimTaKNの紹介 Q:ダムの話題は前提知識がかなり必要ではないか? A:確かにそう思う。 Q:想定している対象者は情報B受講学生か? A:そう考えている。 C:この内容は専門教科情報のもので、情報Bはもっと簡単である。 矢島彰 moodle利用調査について 小島康男 ビジネスコミュニケーションに関する知識について コミュニケーションは行動に繋がるものでなくてはならない。 コミュニケーションの基本原則について(PGLより)の紹介 DDP(ダイアローグ・ディシジョン・プロセス)について ハーマンモデル・エニアグラム・「7つの習慣」 ITコーディネータのビジネスコミュニケーションの重要性 Q:ITコーディネータは第3者か? A:理想的にはそうなる。完全ニュートラルにはなっていない。 Q:どのような問題が多いか。 A:要件の不一致が一番多い。 Q:ITコーディネータのコミュニケーション以外のスキルは何があるか? A:ITコーディネータプロセスガイドラインに記載してある。 Q:資格は難しいか? A:資格としては難しくないが、学部教育の対象の資格ではない。 3.その他 今後の活動について 6月10日 7月8日 次回は200回記念誌より 阿濱、下倉