第214回IEC研究会 日時:2008年1月13日(日) 13:30〜17:00 場所:関学大阪梅田キャンパス 大阪市北区茶屋町19−19 アプローズタワー14階 電話:06−6485−5611 http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/ 司会:阿濱 書記:矢島 出席者:石桁、矢島、中村(州)、工藤、石井、田中(秀)、田中(規)、梶木、高橋、竹嶋、福田、中條、中村(民)、阿濱、西本、河野、野部 欠席(連絡済):江見、畑、新田、中西、横山 内容: 1.会務(諸会連絡・報告,情報回覧等) [報告] 日本情報科教育学会 12月23日 アルカディア市ケ谷 JSiSE関西支部高等教育研究部会 「新しい時代の情報倫理教育」 情報倫理4件 一般3件 の研究発表あり 1月12日 関学梅田キャンパス 第2回パーソナルコンピュータ利用技術学会全国大会 12月2日 千葉商科大学国府台キャンパス [諸会連絡] JSiSE関西支部講習会・展示会 3月1日(土) 大阪国際大学守口キャンパス JSiSE学生研究発表会 3月8日(土) 金蘭千里大学梅田キャンパス 2月8日申込締切 AACE(Association for the Advancement of Computing in Education) Society for Information Technology & Teacher Education March 3-7, 2008 Las Vegas, Nevada 第14回大学教育研究フォーラム 3月26-27日 京都大学 JSiSE第5回研究会 1月25日 八王子学園都市センター JSiSE第6回研究会 3月15日 静岡大学 日本情報科教育学会シンポジウム 3月28日(金) 日本情報科教育学会全国大会 滋賀大学 6月最終週末 [回覧] A Gift of Fire Second Edition Social, legal, and ethical issues for computers and the Internet Sara Basse IT社会の法と倫理 第2版 サラ・バーズ著 日本情報倫理協会訳 教育システム情報学会関西支部 高等教育研究部会研究会資料 情報倫理教育/一般 「教育」2008年2月号 特集 再検証・全国学力テスト 国土社 みんなのケータイ2 NTTドコモ 「情報モラル」指導実践キックオフガイド JAPET Web版はhttp://www.japet.or.jp/moral-guidebook/ 2.研究報告 (グループ枠) 「O大学における教授戦略」 高等教育研究部会 発表者:中村民明先生 Q:コンピュータ室で講義科目をしているが、学生はPCをどう使うのか? A:学生がWordで課題を作る。PCで遊んでいる学生もいる。 Q:その都度学生からReplyがあるようになると面白い。googleでスプレッドシートをシェアするようなことも面白いと思うが。 A:70名いるので学生とのインタラクティブ性の確保は難しい。 Q:学生が課題をするときは1人でやるのか? A:グループでやることはない。 Q:課題作成中に机間巡回はするのか。 A:あまり質問もないのでやっていない。 C:学科によって興味を全くもたない学生もいる。学習者特性は重要。 Q:読み切り形式がいいのか、積み重ねがいいのか? A:科目によるのではないだろうか。 Q:社会からの要請か教授戦略か? A:社会からの要請を基準にするならば落とすべき学生も、教授戦略として通すことはある。 C:論理的な文章が書けない学生が少なからずいる。 C:やはり1対1の指導が必要なことが多い。大勢を相手に話しをすると、聞いている学生は自分のこととは思っていない可能性が高い。 (自由枠・60分) 「情報倫理の指導カリキュラムと教材」 「情報モラル教育のあり方について」(200回記念誌) 発表者:高橋参吉先生 Q:小学校や中学校では制度化されていないので、高等学校でのレベルをあげることができないのではないか? A:小中学校でも科目をおく必要があるだろう。5,6年生で扱うのがよいのではないだろうか。韓国は小中学でやるので、高校では選択科目(レベルは高い)。 Q:「安全への知恵」と「情報セキュリティ」を分ける必然性は?「公共的なネットワーク社会の構築」は「情報社会の倫理」に含まれないのか? A:「公共的なネットワーク社会の構築」はまだ教材がない。理由はよくわからない。 Q:IECの方が分け方がいいのでは? A:小学校の総合学習などで扱うときには「安全への知恵」の方が扱いやすい。科目にするのであれば話は別。 Q:小学校の教員養成ではこのような科目はあるのか。 A:ない。「情報モラル」というような科目はない。教育工学などの科目に含ませている。 3.その他 2月研究会 (グループ枠・60分) 「初等・中等研」グループ 野部先生 (IEC本枠・60分) 河野先生