第258回IEC研究会議事録 日時 : 2012年1月8日(日) 13:30〜17:30 場所 : 関学大阪梅田キャンパス 大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー 電話:06-6485-5611 http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/ 司会:中西 書記:山田 出席者:阿濱、石桁、江見、奥田、梶木、工藤、高橋、田中(規)、田中(秀)、中條、中村(州)、西本、広田、森、矢島、安谷、山室、加藤 欠席者:横山 (敬称略) 外部講演者:堀出様、日高様(NPO法人学習開発研究所 西之園先生は都合により欠席連絡あり) 内容: 1. 諸会連絡・報告 [報告] ・1/7 神戸松蔭女子学院大学公開シンポジウム「東日本大震災と私たち」(中西) http://www.shoin.ac.jp/event/2011/pdf/1212_lusympo.pdf ・12/23 情報学教育関連学会等協議会 第1回コンファレンス(高橋参) http://jaeis.org/pdf/soukai_2011_tsuika.pdf [連絡] ・3/25 日本情報科教育学会 近畿北陸支部(高橋参) IEC協賛(印税収入から) 「情報倫理」50万部記念パーティー ・IEC研究会での発表内容の蓄積・共有(江見) SkyDriveの登録方法をIECホームページに掲載予定 2. 発表(情報倫理グループ枠) ・高橋参吉先生(千里金蘭大学) 「新学習指導要領と情報モラル教育について―情報倫理の副読本改訂に向けて」 ・「高等学校新指導要領(平成21年告示)に対応した試験情報」大学入試センター http://www.dnc.ac.jp/modules/center_exam/content0380.html ・「センター試験の新出題科目案公表 2016年から」朝日新聞 http://www.asahi.com/edu/center-exam/TKY201201060384.html ・「『情報関係基礎』は、受験者数が極めて少ないことから案から外され、今後は廃 止を含めて検討するという。」 ・『情報倫理』の三本柱:技術・法・倫理 (子ども達に加えて)高齢者と情報社会 縦軸:「情報メディア系」「表現メディア系」「通信(伝達)メディア系」 横軸:「人間・社会科学系」「自然科学系」 ・カリキュラム設計において ディプロマポリシーが強く、アドミッションポリシーが弱い ・指導要領としては中高の連携は良くなっている。教員の対応が課題。 情報モラルは高等学校では遅い。 【実教出版 情報倫理の改訂作業を行う。編集者・執筆者は高橋先生まで連絡】 ■ 休憩時間 //本の紹介// (中西先生) ・高根 正昭『創造の方法学』講談社現代新書 (1979) ・小川克彦『つながり進化論―ネット世代はなぜリア充を求めるのか』中公新書 (2011) (中條先生) ・月刊高校教育「[特集]どう変わる?2012年の広告教育」2012年1月号 学事出版 ・現代教育科学「民主教育”権力なき国家”の理想と現実」2012年1月号 明治図書 ・福田 誠治『競争しても学力行き止まり―イギリス教育の失敗とフィンランドの成 功』朝日選書 (2007) ・池田 知隆『どうなる!大阪の教育―橋下・教育基本条例案を考える』フォーラムA (2011) (江見先生) ・成毛眞『日本人の9割に英語はいらない』祥伝社 (2011) ・松谷 明彦『人口減少時代の大都市経済 ―価値転換への選択』東洋経済新報社 (2010) 3. 発表(自由枠)(3報告) ・山室公司先生(大阪府立摂津高等学校)「情報モラルディジタル紙芝居」 情報C 情報モラル+プレゼンテーション 10時間で。特定分野に偏らないよう班ごと にテーマ設定。 ・森 拓也さん(京都情報大学院大学)「中国での大学生への授業」 2011/8/19-9/10 天津科技大学での授業の様子など ・堀出さん・日高さん(NPO法人学習開発研究所) 「分散同時型共同学習による専門職の育成のためのレッツラーン大学校の構成と特 徴」 京都レッツラーン大学校 中央職業能力開発協会(JAVADA) 雇用者としての中小企業者に世界トップレベルの技術をつけてもらうことで、雇用の 維持促進を目指す *本日は、西之園先生がやむなく欠席されましたので、アウトラインの説明をして頂 きました。 3月11日(日)の定例研究会で再度、報告して頂ける予定で進めていますので、今 回参加できなかった方は是非次回をご期待下さい。 以上